僕が新聞を読まないわけ

僕が新聞を読まないわけ

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僕は、新聞を読まないし、テレビも見ない、雑誌もほとんど読まない。
それだけでなく、実はホームページもあまり見ない。

それは、どうしてかというと
新聞などを読むことで、時代に乗り遅れてしまったり
また、そういう情報を鵜呑みにしていると
非常に危険だと思っているからだ。

では、情報を何も集めていないかというと、そういう訳ではなく
違う方法で集め、新たな発想をしている。

なぜそうしているかというと、今の世に乗り遅れたくない。
すなわち、情報を受けとる側でなく、情報を発信する側にいたいからだ。

メディアに流れているものは、もう、過去のことで
雑誌に載っていることは終わったものを発表しているにすぎない。

しかも、取り上げられるまでに時間がかかっている。
取材や編集、出版をしている間に半年ぐらいの時間が経ってしまう。

また、その商品やサービスを打ち出した人が、それらを思いついたのが
さらに半年以上前だったりすると
結局、それは1年以上前に考えられたものが、情報としてメディアに
流れてくるのだ。

その情報を手に入れてから、感心したりアイデアを出しても遅い。
逆に、それらを追っかけていると、似たようなものを作ってしまい
本当の意味での画期的なアイデアがでない気がする。

本当に時代の流れに乗っていきたければ、それらを考えている人たちと
同じ位置とスピードで進んでいないと意味がない。

つまり、雑誌を読む側ではなく
雑誌に掲載される側にいなければならないというわけだ。

そのためには、今のメディアに載っている最新情報を見たり
聞いたりしてからでは遅い。
何もない、無の中からアイデアを出していかなければならないのだ。

そこで、僕は、情報を普遍的なものから集めて
ものごとを発想しようと考えている。

その普遍的なものというのは、映画だったり、音楽だったり
お芝居だったり、漫画だったり、バーに飲みに行くことだったり
自然の中の山や滝に触れること。それから、大昔の出来事だったり。

そういうものの中にこそ、ヒントが隠されている。
そして、発想のきっかけを作ってくれたり
または、考えをまとめてくれたりする何かがある。

それらは、今の時代だからいいというものではなく
本当にいいものは、いつの時代にもいい。
僕はそれを引き出して活用していきたいと考えている。

そんなことを言っても、僕は色々なコンサルティングを行っている訳だから
やはり今の最新情報も知っておかなければならない。

そこで、本や新聞から情報を得ようと思っても、それは断片的な情報でしか
なく、それを勉強したからといって、大きな流れを見ることはできない。

しかも、知識不足や情報が瞬間的なため
逆に、小さな出来事に振り回され、大きく物事をとらえられない気がする。

何かを知りたいと思った時、僕がそれに関する本をたくさん読んだとしても
僕の理解力や時間は限られていて、全てを知ることができるわけではない。

だから、そういう場合、本や新聞記事を読むのではなく
その分野の専門家(プロ)に会い、直接話を聞くようにしている。

専門家は毎日そのことだけを考え、過去から今までの流れを見てきて
そのことをグローバル、かつ大局的にとらえている。

そこにこそ、本当の最先端の技術があり
まさに今、起ころうとしてることがあったりするのだ。

僕が、本を読んで、時間をかけて勉強したことよりも
明確な答えがそこにある。

また、さらに何かを作らなければならないとき。
いろんな分野の専門家が集まって、ディスカッションすることで
相互作用が働き、まったく新しいことが生まれたりもする。

時代に乗り遅れないために、情報をメディアから収集せず
また、入ってきた情報も鵜呑みにしない。

そして、プロや携わっている人達の意見を聞くことこそ
正しい情報収集ができると思っている。

その中から、新しいことを思いつくパターンや
物事の道理や考え方を学ぶことで
本当の意味での最新の仕組みが作れるのではないかと、僕は考えている。

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覚田義明コラムについて
このコラムは、僕(覚田義明)が1999年、34才の時に書いたモノです。
会社を設立して4年目の行き詰まった時、その時の自分の思いをまとめて
おこうと思い書いていました。
友人達に毎朝送っていたメールマガジン「ふくおかTODAY」に掲載して
いた「コラム」で、僕の考え方や物の見方、また様々なものに対しての感想を
書いています。
毎週1本のペースで書いていき、全部で64本になっていました。
それらを、今回2011年に少し修正して記載しています。
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