- 流行りのChatGPTの活用法を学びたいんだけどどうしたらいいの?
- プロンプトエンジニアになるために、プロンプトエンジニアリングを学びたい。
- プロンプトエンジニアリングの教材ってどこにあるの?
ここ最近ChatGPTが進化し、様々な使用例がニュースをにぎわせています。
今後必須スキルとなるかもしれない、プロンプトエンジニアリングというスキル。
早めに身に着けて、市場価値の高い人材になりたいですよね?
そこでこの記事では、プロンプトエンジニアリングをどう身に着けるべきか?について徹底解説していきます。
そもそもプロンプトエンジニアリングとは?
まずは、そもそもプロンプト・プロンプトエンジニアリングという用語に疎い方もいるでしょう。
そういった方のために、まずは基礎から説明していきます。
ここで紹介するのは以下の3点。それぞれ詳しく解説していきます。
- プロンプトとは?
- プロンプトエンジニアリングとは役割を解説
- プロンプトエンジニアリングに関する資格
①プロンプトとは?
そもそもプロンプトって何なの?という点について解説していきます。
結論から言うと、プロンプトとはChatGPT等の生成AIに入力する指示文のこと。
あまり難しく考えないでください。ChatGPTでいうとこちらから送るチャットが全てプロンプトです。
下の画像でいうと、「面白い話題を教えて」というのがプロンプト(指示文)。
②プロンプトエンジニアリングとは?役割を解説
次は、そもそもプロンプトエンジニアリングとは何か?について解説していきます。
結論から言うと、新しい分野なのでまだ正確な定義は決まっていません。
企業によって、若干ニュアンスが異なりますので、いくつか紹介します。
プロンプトエンジニアリングとは?
簡単に言うと、「生成系AI(ChatGPT等)を上手に活用する技術」という認識でいいでしょう。
ChatGPTなどのAIは指示文(プロンプト)によって、出力の結果が大きく異なります。自分の得たい出力を得るための技術が、プロンプトエンジニアリング。
例えば、恋人とのドライブデートの際の面白い話題が欲しいとき、「面白い話題を教えて」というのは不適切です。
先ほどの出力のように宇宙の不思議や、バイオテクノロジーの進歩について話題にするのはおかしいですよね?
例えば簡単ですが、以下のようなプロンプトが考えられます。
かなり、それらしい出力に変わりましたよね。これはあくまで簡単な例ですが、実際はもっと奥が深い領域です。
生成AIはプロンプトによって出力が変わるからこそ、適切なプロンプトを与えるスキルが求められます。
③プロンプトエンジニアリングに関する資格
プロンプトエンジニアリングを学習するうえで、資格取得を目標としたい!という人も多いはず。
ただ残念ながら現時点では、世の中に広く認められているプロンプトエンジニアリングに関する資格は存在しません。
2024年1月に初のプロンプトエンジニアリング検定を実施する民間企業が現れました。
(参考:chatGPT等生成系AIに関する技能を証明できる資格「プロンプトエンジニアリング検定」の公式テキストが発売開始!)
ただ、これに関しては民間企業が営利目的に行っている資格で、役に立つ資格かといわれると微妙。
他にも株式会社ギブリーが、法人向けにプロンプトエンジニアリング試験を提供しております。
(参考:ギブリー、「プロンプトエンジニアリング試験」を提供開始。コーディングテストツール「Track Test」で、IT技術者のAIリテラシーが測定可能に。)
ただこの試験に関しても、世の中に広く受け入れられているかといわれると微妙です。
今後明確な資格が出てくるかもしれませんが、現状はめぼしい資格がないということを知っておきましょう。
プロンプトエンジニアに求められるスキル
プロンプトエンジニアリングを駆使して、プロンプトを作成する人のことを「プロンプトエンジニア」といいます。
人間の意図と生成AIの橋渡しをする役目を担う人ですね。
プロンプトエンジニアリングを身に着けて、業務効率化を行いたいというだけではなく、プロンプトエンジニアとしてのキャリアを歩みたいという人もいるでしょう。
そこで、50以上のプロンプトエンジニアの求人を見てわかった、プロンプトエンジニアが求められるスキルについて紹介していきます。
先にすべて挙げてしまうと以下の通りです。それぞれ詳しく解説していきます。
- Pythonや機械学習等プログラミングを用いて開発を行うスキル
- コミュニケーション能力とチームで活躍できる能力
- プロンプトエンジニアリングのスキル
スキル①:Pythonや機械学習等プログラミングを用いて開発を行うスキル
特に求められるスキルとして多いのが、Pythonや機械学習等プログラミングを用いて開発を行うスキルです。
やはり現段階でプロンプトエンジニアといっても、特に国内だと生成AIを活用したソフトウェアツールの作成が多いです。
そのため現段階で最も求められているスキルは(特に日本では)、Pythonや機械学習のスキル。
PythonとAIスキルは身に着けておいて損ではないので、もし興味がある人はキカガクのAI人材長期育成コースを利用してみるといいでしょう。
補助金が利用できるので、最大70%OFFでかなりお得に利用することが出来ます。
スキル②:コミュニケーション能力とチームで活躍できる能力
コミュニケーション能力や、チームで協力して働く能力も、多くの求人で求められているスキルです。
エンジニアというと、1人でプログラミングを書いているイメージを持っている方も多いかと思います。
ただプロンプトエンジニアに関しては、技術の進歩がかなり速い領域。チームでの情報収集や情報交換、情報発信のスキルがかなり重要。
まだまだ成熟していない業界だからこそ、人と一緒に働くことが求められている職種です。
スキル③:プロンプトエンジニアリングのスキル
もちろんプロンプトエンジニアリングのスキルも求められます。
プロンプトエンジニアリングのスキルといっても、ただChatGPTを使った経験があるというだけではありません。
上の画像は日本語翻訳を使っているので、わかりづらいかもしれませんが以下のプロンプトエンジニアリングの知識は持っておいてほしいと記載されています。
- Chain of Verification (CoVe)
- Chain of Thought (CoT)
- In-Context Learning
- Tree of Thought (ToT)
- Optimization Prompting (OPRO)
プロンプトエンジニアを目指す人は、普段からChatGPTをただ触るのではなく、しっかりと手法を学びながらスキルを身に着けていきましょう。
プロンプトエンジニアリングを学ぶ方法6選
次に本題である、プロンプトエンジニアリングをどう学ぶか?という点について詳しく解説していきます。
先に全て紹介してしまうと以下の6つ。それぞれ詳しく解説していきます。
- ChatGPT無料セミナーで学習する
- ChatGPTに関する無料公開資料で学習する
- ChatGPT無料学習サイトで学習する【英語が若干必要】
- ChatGPTに関する書籍で学習する
- ChatGPTに関するスクールで学習する
- 【最重要】ChatGPTを自分で触ってみる
方法①ChatGPT無料セミナーで学習する
まずオススメなのが、ChatGPTの無料セミナーで学習すること。
最新情報に常にアップデートされますし、オンラインセミナーであれば気軽に学習することが出来ます。
特にオススメなのが、エキスパのChatGPT活用セミナー。1万人以上が参加している人気セミナーです。
初心者向けにChatGPTの活用法を幅広く解説しています。
今なら以下の8大特典が無料配布されているので、普段から使いこなしている上級者の方も参加の価値あり。(※セミナーに参加した方のみの特典です。)
- 完全秘密の“すぐに使える”質問テンプレ1000個
- 初心者必見!ChatGPT映像教材×全14章
- 厳選!公式を活用した具体的な指示文 77個
- ChatGPTノウハウのスライド30枚
- プロンプト(指示文)公式解説映像45分
- 1000万円超の開発費!GPTツール
- ChatGPT激裏技集の説明映像
- 絶滅危惧職種図鑑全65職種 (174ページ)
- カテゴリー特化型プロンプト(指示文)集 10個
- 職種別での活用事例集20個 × 5
顔出し無しで参加が可能なので、まずは無料セミナーに参加して特典を獲得しましょう。
- 無料で最新情報を学べる
- 特典の配布がかなり豪華
- 基本知識は網羅可能
- 決まった時間に受講しなければならない
- 受講するまで自分のレベルに合っているかわからない
方法②ChatGPTに関する無料公開資料で学習する
【ChatGPTの使い方が学べるコース】
※ブックマーク必須です!①LINE「生成系AIの実用に向けて」https://t.co/2EXP3WndsH
②明治大学理工学部 2023年のAIの大事な話 – ChatGPT を知ろう –https://t.co/EsXoO8Agri
③東京大学「ChatGPT講座」https://t.co/In0rJBLT0m
↓リプ欄に続きます。 pic.twitter.com/Vuwhi0QFBH
— Tam|ビジネスマンの生成AI活用ガイド (@GrokGPTs) December 11, 2023
文字で学習したい!という人には、無料公開資料で学習するのがオススメ。
様々な大学や企業が、無料で学習できる資料を公開しています。
特にオススメなのが以下の6つ。
- LINE:生成系AIの実用に向けて
- 明治大学理工学部:2023年のAIの大事な話 – ChatGPT を知ろう –
- 東京大学:ChatGPT講座
- Microsoft:ChatGPT – Azure OpenAI 大全
- MIXI:2024卒向け研修資料
- Microsoft:ChatGPT の概説 – Software Engineer じゃない方向け –
私も勉強用に何度も見返しています。
- 好きな時に学習できる
- 自分に合った内容のみ学習可能
- 内容が古くなっている可能性
- 網羅性に欠ける
方法③無料学習サイトで学習する【英語が若干必要】
若干英語が必要ですが、プロンプトエンジニアリング学習サイト「learnprompting」もオススメ。
プロンプトエンジニアリングのテクニックを網羅的に学ぶことが出来ます。常に更新されているので、常に最新情報。
基礎編に関しては日本語訳もあるので、英語が苦手な方でも学習可能です。若干変な日本語もありますが、大きな問題はないでしょう。
英語が得意な方であれば、基礎から応用まで体系的に学ぶことが出来るので、ぜひ利用してみてください。
- 好きな時に学習できる
- 網羅的に学習可能
- 日本語が若干変
- 英語での学習が前提
方法④ChatGPTに関する書籍で学習する
ChatGPT超仕事術購入しました!
今後の発信に役立てていきます🔥
後ほど感想はリプ欄でまとめて送ります。
とにかく実用例がたくさん載ってて、かなり良さそう。 pic.twitter.com/EthSm4e3ds— Tam|ビジネスマンの生成AI活用ガイド (@GrokGPTs) December 11, 2023
王道ですが、ChatGPTに関する書籍で学習することも可能。
書籍は網羅性も高く、抜け漏れなく学習できる点がいいところ。私も定期的に書籍を購入して学習しております。
ただ、ChatGPTは変化の速い分野です。1か月前出来なかったことが、今月出来るようになっている。
そのため書籍の情報が古いことも多々あります。最新情報を学びたいのであれば、別の方法を利用する方がいいでしょう。
- 網羅的に学習可能
- テーマに合ったものを選べる
- 情報が古いことがある
- 最新情報は学べない。
方法➄ChatGPTに関するスクールで学習する
本格的にChatGPTについて学んで、業務改善が出来る人材になりたい。という人は、スクールで学習するのがオススメ。
プロンプトエンジニアリングに特化したスクールや、業務効率化に特化したスクールがあります。
最新知識を網羅的に学ぶことが出来る。という点で、本格的に学びたい人にはオススメ。
買い切り型で5万円程度の安価なスクールや、4週間で15万円程度の比較的高価なスクールまで様々です。
ChatGPTを使ってお金を稼ぎたい人や、業務効率化を行いたい人は検討してみてもいいでしょう。
- 網羅的に学習可能
- 最新情報を体系的に学べる
- 質の高い講義を受けることが出来る
- 学習コストが高い
方法⑥【最重要】ChatGPTを自分で触ってみる
最も重要なのは、ChatGPTを自分で触ってみるということ。
半年前触ったChatGPTと今のChatGPTは全くの別物。出来ることも増えていますし、精度も高くなっています。
常に自分でChatGPTを触り続けて、プロンプトエンジニアリングを学習しましょう。
もし可能であれば、有料版のChatGPT PLUSも利用してみてください。無料版との違いを実感できます。
- 無料で試すことが出来る
- ChatGPTが何が出来るのかわかる
- 肌感覚を身に着けられる
- なし
プロンプトエンジニアリングを身に着けるメリット
そもそも、プロンプトエンジニアリングを身に着けるメリットは?あなたは気になっていると思います。
そこで、ここではプロンプトエンジニアリングを身に着けるメリットを3つ紹介します。
先にすべて紹介してしまうと以下の3つ。それぞれ詳しく解説していきます。
- 業務や作業の効率化を行うことが出来る
- プロンプトエンジニアとしてのキャリアの可能性がある
- 副業で稼ぐことが出来るようになる
メリット①業務や作業の効率化を行うことが出来る
まず最も大きなメリットは、普段の業務や作業の効率化を行うことが出来るという点。
実際に企業でも生成AIを導入した結果、業務削減が出来たというニュースも多々出ています。
今後プロンプトエンジニアリングのスキルは、パワポ・エクセル・ワードのスキルと同じくらい重要性の高いものになります。
エクセルが使えず、電卓で計算しているおじさんになりたくないですよね?
そういった意味で、プロンプトエンジニアリングに関しては早めに勉強をしておくことをオススメします。
メリット②プロンプトエンジニアとしてのキャリアの可能性がある
プロンプトエンジニアとしてのキャリアの可能性も広がります。
プロンプトエンジニアとは
AIから最適な答えを引き出すために、メッセージやコマンドなどを使用して指示を出すエンジニアのこと。
プロンプトエンジニアの年収が4000万円になった、というニュースもあるほど需要に対して供給が追い付いていない職種。
ただし、将来性に関してはまだまだ不確定な部分も多く、今から全賭けするにはかなり勇気がいりますよね。
ただ、今から学習を始めておくことで、キャリアの選択肢を広げることが出来ます。
需要が安定してあることが分かった段階で参入するといいでしょう。
メリット③副業で稼ぐことが出来るようになる
副業で稼ぐことが出来るようになることも大きなメリットです。
例えば現時点でも、以下のような副業がChatGPTで可能。
【文章生成】
- 台本作成
- 文字お越し
- 翻訳
- SNS投稿
- ブログ運営
【画像生成】
- ロゴ作成
- イラスト生成・販売
今後ChatGPTの企業導入コンサル等の、新しい副業も出てくることが予想されます。
今よりも5万円くらい収入が増えたらだいぶ楽なのにな。と考えている人にオススメです。
プロンプトエンジニアリングの具体例
最後にプロンプトエンジニアリングの具体な例について紹介します。
ただ、全てを紹介してしまうと膨大になるので、いったんは一覧化をして詳しくは別記事で紹介していきます。
- Zero-shotプロンプティング
- Few-shotプロンプティング
- Chain-of-Thoughtプロンプティング
- 自己整合性(Self-Consistency)
- 知識生成プロンプティング
- Tree of Thoughts
- Retrieval Augmented Generation
- Automatic Reasoning and Tool-use
- 自動プロンプトエンジニア
- アクティブプロンプト
- 方向性刺激プロンプティング
- ReAct
- マルチモーダルCoT
- グラフプロンプト(GraphPrompts)
ここでは、とにかくプロンプトエンジニアリングの奥が深い、ということを知っておくにとどめておきましょう。
まとめ
まだ体系的に学べるテキストが少ないプロンプトエンジニアリング。
現時点でのオススメの学習方法については以下の通りです。
- ChatGPT無料セミナーで学習する
- ChatGPTに関する無料公開資料で学習する
- ChatGPT無料学習サイトで学習する【英語が若干必要】
- ChatGPTに関する書籍で学習する
- ChatGPTに関するスクールで学習する
- 【最重要】ChatGPTを自分で触ってみる
ただ、最も重要なのは、ChatGPTを自分で触ってみるということ。
肌感覚で何が出来るのか。もしくは何が出来ないのか。早いうちに知っておくことが重要です。
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