- ChatGPTを使って自己分析まで出来ないかなぁ。
- 客観的な意見が欲しいんだけどChatGPTを使えないかな。
就職活動で最も重要だと言っても過言ではない、自己分析。
新卒就活でも転職就活でも、就活の根本となる作業です。
ただ、自分1人で考えていてもキリがない。かといって、他の人に話すのも恥ずかしい。
そういったあなたにオススメなのが、ChatGPTを活用した自己分析です。
人には言えない自分の恥ずかしい部分も話せます。しかも客観的な意見がもらえるのもいいですね。
この記事では、実際に転職活動でChatGPTをフル活用した私が、ChatGPTで自己分析をする方法を紹介していきます。
ChatGPTで自己分析をするためのプロンプト
まずはコピペOKの、ChatGPTで自己分析をするためのプロンプト(指示文)を紹介していきます。
プロンプトとは、ChatGPTに入力する指示や質問のこと
そのままコピペをするだけで、自己分析が出来るようになります。
今回は4つのプロンプトを紹介。それぞれ詳しく解説していきます。
- 自分の強みと弱みを見つけるためのプロンプト
- 自分の企業選びの軸を見つけるためのプロンプト
- 深掘り質問に答えられるようにするためのプロンプト
- 話せるエピソードを探すためのプロンプト
①自分の強みと弱みを見つけるためのプロンプト
まずは自己分析をする主目的の1つ。自分の強みと弱みを見つけるプロンプトを紹介します。
5つの質問をChatGPTから投げかけます。その質問へ回答していくと、あなたの強みと弱みが分かります。
質問の回数は調整することが出来るので、正確度を高めたい場合は10回質問してもらってください。
あなたはプロのキャリアコンサルタントです。
私は就職活動中なので、複数回の対話を通して自分の強みと弱みを作成するのを手伝ってください。
#制約条件
・質問は1つずつ行ってください。
・合計5回行ってください
・最後の質問に対する回答が終わった後に今までの質問を通して考えられる私の強みを5つ弱みを5つ教えてください。
#出力形式
最後の質問に対する回答を受け取った後は表形式で出力してください
・強み
|強みの内容|解説|
・弱み
|弱みの内容|解説|
②自分の企業選びの軸を見つけるためのプロンプト
次に企業選びの軸を決定するためのプロンプトを紹介します。
企業選びは、「自分の出来ること(Can軸)」「自分のしたいこと(want軸)」「譲れない条件(Must軸)」から探します。
このプロンプトも5つの質問を行った後に、企業選びの軸を9個提示します。
より正確な回答が欲しい場合は、質問回数を10回に変更してください。
あなたはプロのキャリアコンサルタントです。
私は就職活動中なので、複数回の対話を通して私の企業選びの軸を作成するのを手伝ってください。
#制約条件
・質問は1つずつ行ってください。
・合計5回行ってください。
・様々な角度からの質問を通して私の就活の軸を見つけてください
・回答の裏にある欲求をくみ取ってください
・最後の質問に対する回答が終わった後に今までの質問を通して考えられる私の企業選びの軸を出力してください
#最後の回答終了後出力形式
**最後の質問に対する回答を受け取った後**は表形式で出力してください。
以下の3つ観点からそれぞれ3つずつ、合計9個出力して下さい
①自分が出来ることから決める企業選びの軸
②自分が将来したいことから決める企業選びの軸
③絶対に譲れない条件から決める企業選びの軸
③深掘り質問に答えられるようにするためのプロンプト
自己分析の目的は、深掘り質問に回答できるようになることでもあります。
そこで深掘り質問の対策が出来るプロンプトも用意しました。
志望動機や自己PRを入力すると、深掘り質問を5回してもらえます。
あなたはプロのキャリアコンサルタントです。
私は就職活動中なので、面接の深掘り質問に答えるための対策を手伝ってください。
#制約条件
・まず私がエピソードを話しますので、それに対する質問をしてください。
・質問は1つずつ行ってください。
・合計5回行ってください。
・様々な角度からの質問を通して私のパーソナリティを発見してください。
・私のことを知ろうとしてください。
・面接官から高い高感度を得ることを目的として回答します。
・最後の質問に対する回答が終わった後に、それぞれの回答に対してフィードバックをしてください。
#最後の回答終了後出力形式
・それぞれの質問の回答に対するFBをしてください。
・より魅力的にみられるためにはどうしたらいいかという観点で質問してください
#入力欄(志望動機や自己PR等)
・志望動機
私は、ウェブマーケティング職で広告運用を行いたいという強い希望から貴社を志望いたしました。前職では楽天モバイルの基地局設置業務に携わっておりましたが、よりどの業界でも使える汎用的なスキルを身につけたいと考え、転職を決意しました。特に貴社を志望する理由は、未経験からでも広告運用に携わることができる環境があるためです。入社後は、広告運用全般に携わることを通じて、常に新しい知識を取り入れ、社内での知識共有を行い、貴社の成長に貢献したいと考えております。
④話せるエピソードを探すためのプロンプト
次に自分の話せるエピソードを探すプロンプトです。
自分のエピソードの中で、どれをアピールしたらいいのか?そもそもどうアピールできるのか?
そういった疑問を解決できるプロンプト。新卒と社会人で別々の出力が出るようになっています。
あなたはプロのキャリアコンサルタントです。
私は就職活動中なので、複数回の対話を通して面接で話すエピソードを探すのを手伝ってください。
#制約条件
・質問を通して面接官に好印象を与えそうなエピソードを探してください。
・質問は1つずつ行ってください。
・このタスクで最高の結果を得るために必要な質問があれば何度でも行ってください。
・質問回数は10回~15回を目安にしてください。
#手順
①{#入力条件}をもとに以下の場合分けでユーザーからエピソードをヒアリングしてください
ー新卒の場合
以下のエピソードについて1つずつ質問して下さい。
・1年生の時にやったこと
・2年生の時にやったこと
・3年生の時にやったこと
・4年生の時にやったこと(もしあれば)
-社会人の場合
3回に分けて、初期・中期・現在の職務エピソードについて聞いてください。
②ヒアリングした中で最も面接官に好印象を与えそうなエピソードを3回にわたって深ぼってください。
③ヒアリングへの回答が終わった後にユーザーに対して、使えそうなエピソードとフィードバックを提出してください。
#入力形式(入力欄)
年齢:
タイプ:新卒or社会人
社会人の場合:○年目
今回は自己分析におけるChatGPTの活用法について紹介しました。
しかし、自己分析以外でもChatGPTは様々な場面で役立てることが出来ます。
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ChatGPTで自己分析をするメリット
次にChatGPTで自己分析をするメリットについて紹介します。
自分1人でやるのではなく、ChatGPTを利用して行うメリットは以下の3つ。
それぞれ詳しく解説していきます。
- 短時間で効率よく行える
- 自分だけでは気付かなかった客観的な意見を知れる
- 24時間いつでも何回でも利用できる
メリット①:短時間で効率よく自己分析を行える
まず1つ目のメリットは、短時間で効率よく自己分析を行えるという点。
ChatGPTが客観的に見て深ぼったほうが良いところのみを深ぼってくれます。
例えば、自分1人で自己分析を行うときは、全てのエピソードを1つずつ深ぼっていきますよね?
ChatGPTは必要な部分に絞って分析が出来るので、1人で行うよりも効率が良くなります。
メリット②:自分だけでは気付かなかった客観的な意見を知れる
2つ目のメリットは、自分だけでは気付かなかった客観的な意見を知ることが出来るという点。
どうしても自分だけでは、主観的な自己分析にしかなりません。
例えば自分の思っていない角度から、ChatGPTが深ぼってくれたりします。
自分の知らない一面を見るために、ChatGPTはかなり有用です。
メリット③:24時間いつでも何回でも利用できる
24時間いつでも、何回でも利用できるというのはChatGPTのメリットの1つ。
転職エージェントや友人に自己分析を手伝ってもらっている人もいるでしょう。
ただ、やはり人間に頼むと人の時間を奪っている分、気を使いませんか?
ChatGPTならロボットなので、24時間何回聞いても嫌な顔を見せません。
自分の気が向いたときに、何回でも自己分析が出来るというのは大きなメリットです。
ChatGPTを使って自己分析をする際の注意点
次にChatGPTを使って自己分析をする際の注意点について紹介します。
ChatGPTは確かに自己分析に利用できるツールではあります。
ただ、いくつかデメリットが存在。そのデメリットを知ったうえで利用してほしいです。
先にすべて挙げてしまうと以下の3つ。それぞれ詳しく解説していきます。
- 分析結果が間違っている可能性があること
- 聞いてほしい部分を聞いてくれないことがあること
- 網羅的に自己分析は出来ないこと
デメリット①:分析結果が間違っている可能性があること
1つ目のデメリットは、分析結果が間違っている可能性があることです。
本来自己分析は、自分の経験をもとに抽象化して自分の性格を見つける作業です。
ただ、ChatGPTの分析はかなり表面的に終わることが多い。
深い根本的な分析にはあまり向いていないツールです。あくまで参考として利用しましょう。
デメリット②:聞いてほしい部分を聞いてくれないことがあること
ChatGPTは聞いてほしい部分を聞いてくれないこともあります。
ChatGPTの自己分析では、ChatGPTが考えた中で深ぼったほうが良いポイントを深掘ります。
そのため、そっちを詳しく聞いてほしいわけではないのに!と思うことも多い。
深ぼってほしいポイントが決まっている場合は、自分で分析してみましょう。
ChatGPTは客観的な意見を知るために使うことをオススメします。
デメリット③:網羅的に自己分析は出来ないこと
最後のデメリットは、網羅的に自己分析は出来ないということ。
ChatGPTで行う自己分析は、特定の目的に特化した自己分析になります。
例えば、強み・弱みを探すための自己分析。企業選びの軸を探すための自己分析。
目的が自分を知るためではなく、特定の目的に特化した自己分析しか出来ません。
網羅的に自己分析をしたい場合は、次に紹介するツールを使うことをオススメします。
自己分析に役立つChatGPT以外のツール
今まで、ChatGPTを自己分析に生かす方法について紹介してきました。
ただ、ぶっちゃけた話をしますと、「別に自己分析はChatGPTじゃなくてもいいのでは?」と考えています。
私が言うのもなんですが、ChatGPTを使うことが目的になっていませんか?
そうではなく、就活をうまくいかせるための自己分析をすることを目的としてほしい。
自己分析に関しては特化したツールがあるので、ぜひそちらを利用してください。
新卒と社会人用に分けてそれぞれ紹介していきます。
- 新卒用の自己分析ツール「AnalyzeU+」
- 社会人用の自己分析ツール
①新卒用の自己分析ツールAnalyzeU+
新卒の方にオススメなのが、オファーボックスの「AnalyzeU+」です。
最も有名な自己分析ツールではないでしょうか?
「他を圧倒する適性診断ツール」というキャッチコピーのもと、就活生に人気の診断ツールです。
251問の質問をもとにあなたの性格が25の項目で事細かに分析されます。
新卒の自己分析ツールは、これ1つ使っておけば十分でしょう。
②社会人用の自己分析ツール「グッドポイント診断」
転職活動中の社会人にオススメなのが、リクナビNEXTのグットポイント診断。
約200問の質問に対する回答をもとに、自分の強みを5つ引き出してくれる自己分析ツールです。
僕が回答にかかった時間は約10分ほど。かなり分量は多いですが、その分正確な診断が可能です。
しっかりと自分の強みを把握して、転職書類作成や面接に臨みたいという方にオススメ!
まとめ
今回はChatGPTを自己分析に活かす方法というテーマで紹介しました。
ChatGPTはうまく使えば、就職活動だけでなく日常生活にも応用することが出来ます。
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