ChatGPTを使った自己PRの作り方をプロンプトと共に解説

就職活動で絶対に必要になるのが自己PR。でもどうやって書けばいいのか悩みますよね。

こんな自己PRで本当にいいんだろうか、色々な自己PR例を見てみたい。そう思っていませんか？

そこで今回はChatGPTで自己PRを作るためのプロンプトを紹介します。

実際私自身、2023年11月にChatGPTをフル活用して転職活動に成功しました。

学生時代には、就活支援団体en-courageのメンターとして30人以上の自己PRを添削してきた実績もあります。

そんな私が本当に使えるChatGPTの自己PR作成での活用法を紹介します。

ChatGPTで自己PRを作成・添削するためのプロンプト

まずは実際にすぐ活用できる、ChatGPTで自己PRを作成・添削するためのプロンプト（指示文）を紹介します。

コピペでそのまま利用できるプロンプトなので、ぜひ活用してください。

さらに新卒就活と転職就活では自己PRの構造が若干異なります。

そのため新卒用と転職用で分けています。自分に合ったプロンプトを利用してください。

プロンプト①:新卒就活のための自己PRを作成する

まずは新卒就活のための自己PR作成です。

新卒就活はポテンシャル採用。そのため、課題に対しどうアプローチしたかという過程が重要。

結論→概要→課題→行動→結果→貢献方法の流れで自己PRを作成していきます。

具体的なプロンプト例は以下の通りです。

プロンプト②:転職活動のための自己PRを作成する

次は転職用の自己PR作成プロンプトを紹介します。

転職ではポテンシャル採用の新卒とは異なり、結果が求められることが多い。

そのためエピソードの状況→行動の意図→行動→結果という流れで作成するのが基本です。

具体的なプロンプト例は以下の通りです。

プロンプト③:自分で作成した自己PRを添削する

もうすでにとりあえず自己PR書いてみた！という人もいると思います。

そんな方は、ChatGPTに自己PRを添削してもらいましょう。

先ほどChatGPTに作成してもらった自己PRを、ChatGPTに添削してもらうでもいいですね。

具体的なプロンプト例は以下の通りです。

プロンプト④:全く自己PRが思いつかない時に作成してもらう

ChatGPTに0から作成してほしいんだ！という人もいると思います。

ただ、完全0からは難しい。

ある程度、自分の強みや使えそうなエピソードをふわっとChatGPTに伝えましょう。

そうすることで参考例として5つ、自己PRを出力してくれるプロンプトを作成しました。

具体的なプロンプト例は以下の通りです。

今回は就職活動におけるChatGPTの活用法について紹介しました。

しかし、就職活動以外でもChatGPTは様々な場面で役立てることが出来ます。

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実際にChatGPTで自己PRを作成してみた！

次に実際にChatGPTで自己PRを作成するまでの流れを、実例と共に紹介していきます。

今回は、しっかりとした自己PRを作成するために、めんどくさいかもしれませんがかなり丁寧に作成する手順を紹介。

自己分析と企業研究もChatGPTを用いて行います。

具体的な手順は以下の３つ。それぞれ詳しく解説していきます。

STEP1:自己分析で自分の強みと弱みを洗い出してみる

まずは最も重要なのが、自己分析で自分の強みと弱みを洗い出すこと。

自分は何が強みなのか？どんなエピソードがあるのか？を知らないと自己PRは作成できません。

ただ、自己分析もChatGPTを用いて行うことが出来ます。以下のプロンプトをコピペして自己分析を行ってください。

私の自己分析の結果は以下の通りでした。５つの質問に答えるだけで、自分の強みと弱みを洗い出してくれます。

STEP2:企業研究で企業が大事にしている要素を知る

次に自己PRを作成する前に、企業研究で企業が大事にしている要素を知ることも重要。

結構自己PRを使いまわしている人がいますが、それは結構もったいない。

企業の求める人物像に合わせた、自己PRを作成することが重要です。

ただ、これも実はChatGPTで可能。

企業のホームページから企業理念等を入れると、アピールすべき能力が分かります。

以下のプロンプトをコピペして、入力文以下を変更して利用してください。

楽天グループ株式会社の結果は以下の通りでした。見切れていますが、合計5つ出力してくれます。

STEP3:自己分析と企業分析をもとに自己PRを作成する

最後に自己分析と企業分析をもとに、自己PRを作成します。

自己分析で分かった自分の強みと、企業分析で分かったアピールすべき能力は以下の5つ。

自己分析結果	企業分析結果
行動力	革新性
思考力	チームワーク
結果思考	継続的改善
PDCAサイクルの実施	プロフェッショナリズム
自己学習能力	顧客志向

「改善力」というワードで、自分の強みと一致していることが分かりました。

なので改善したエピソードと共に、ChatGPTにプロンプトを渡してみます。

このプロンプトの結果以下のような志望動機を出力してくれました。

かなりそれっぽい。企業の求める人物像を意識した自己PRになったのではないでしょうか？

ChatGPT作成の自己PRは人事にバレる？バレないために私がやったこと３選

ChatGPTを就活に使うのは悪いことではありません。

ただ、やっぱりChatGPTを使って自己PRを作成したこと、バレたくないですよね？

私は2023年11月から12月の転職活動において、志望動機だけでなく、自己PRやメールの返信まで全てChatGPTを活用しました。

結論としてChatGPTで書いたことがバレたことは1度もありません。

実際内定先の採用担当者の方と話す機会があったのですが、ChatGPTで書いたことを伝えるとかなり驚かれました。

今回の転職の結果としては、10社受けて書類選考通過が８社、内定を５社とかなり善戦。

少なくともChatGPTがマイナスになってはいないことはわかります。

そこで、私が実際に行ったChatGPTで自己PRの作成をしたことがバレないコツを紹介します。

①しっかりと自己分析を行って自分のエピソードを洗い出す

まず最も大事なのが、しっかりと自己分析を行って自分のエピソードを洗い出すこと。

ChatGPTはあなたのエピソードまでは作ってくれません。

あなたの自己PRに使えそうなエピソードや、自分の強みは先に洗い出しておくほうが良いでしょう。

そうすることでChatGPTが書いたとはわからない、オリジナリティのある自己PRになります。

②ChatGPTの出力をそのままコピペしない

2つ目に重要なことは、ChatGPTの出力をそのままコピペしないということ。

バレるパターンはそのままコピペしている場合が多いです。

例えば、語尾が「ます」で続いていて違和感を覚えられる。

他には、そもそも事実ではない嘘が含まれていて面接でバレる。

どんなに忙しくてもChatGPTの出力は、人間の目で確かめてから提出しましょう。

③企業ごとに自己PRを調整する

多くの人が見逃しているのが、企業ごとに自己PRを調整するという点。

どんなに小さい企業でも、企業HPを見ればどんな人が求められているのかが分かりますよね？

自分1人で行動できる人なのか、チームで活躍できる人なのか。

企業の求める人物像によって、自分のアピールするポイントを調整するのが重要。

明らかにwebサイトを読んで、自分の企業に合わせた自己PRをしてくる人が、ChatGPTを使ったとは思いませんよね？

しっかりと企業研究を行い、どんな人が求められているのかを調べましょう。

④複数のエージェントに添削してもらう

複数のエージェントにChatGPTで出力した自己PRを添削してもらうことも重要。

特に転職エージェントは、企業の人事よりもはるかに多くの不完全な自己PRを見ています。

それこそChatGPTをそのままコピペしたような自己PRもたくさん見ているでしょう。

だからこそ、企業の人事よりもChatGPTの自己PRに詳しいので、添削してもらうことで企業の人事にバレにくくなります。

ただ、リクルートエージェントやdodaエージェントといった大手のエージェントサービスはあまり添削が丁寧ではありません。

とにかく数をこなさなければならないからか、少し添削して30社応募してと言ってきます。

なので、実はオススメなのが中小個人のエージェントです。

1人あたりの担当求職者数が少ないため、非常に手厚いサービスを受けることが出来ます。

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ChatGPTに自己PRを書せる際に気を付けるポイント

次に自己PRをChatGPTに書かせる際に気を付けるポイントについて紹介していきます。

ChatGPTで自己PRを作成する方法について紹介してきました。

ただ、やはりむやみやたらと使うのは危険だとも感じています。

注意すべきポイントを先に挙げてしまうと以下の３つ。それぞれ詳しく解説していきます。

注意点①:嘘のエピソードを書くことがあるので注意する

特に大量の企業に応募している人に注意してほしいポイントは、嘘のエピソードを書くことがあるという点。

ChatGPTはハルシネーションという、それっぽい嘘をつく現象が見られます。

そのため、ありもしないエピソードをもとに自己PRを書くことも、、。

面接でバレてしまったらかなり気まずいですよね。

絶対に人間の目で見て事実チェックを行いましょう。

注意点②:不要な個人情報をChatGPTに入力しない

2つ目の注意点は、不要な個人情報をChatGPTに入力しないということ。

ChatGPTはあなたの入力を学習データとして使用。他の人の出力に利用される恐れがあります。

例えば、もしあなたの住んでいる場所を入力すれば、あなたの名前をChatGPTで検索した時に出力される可能性もなくはない。

運営であるOpenAI社は、個人情報保護に特に力を入れているので大きな心配はありません。

ただ、不要な個人情報は入力しないという意識はしっかりと持っておきましょう。

注意点③:あくまでも補助ツールであるという認識を持っておく

最後の注意点として、ChatGPTはあくまでも補助ツールという認識は持っておきましょう。

ChatGPTに就職活動の全てを任せてはいけません。選択するのは自分です。

たとえば、ChatGPTに自己PRをそのまま任せる。といったことはやめましょう。

基本的には、優秀なアドバイザーとしてChatGPTを利用しましょう。

就活AIbyジェイックの利用もオススメ

もうプロンプト（指示文）を書くのもめんどくさい！全部一括でやってくれるサイトはないの？

というあなたにオススメなのが、就活AI byジェイック。ChatGPTのシステムを使って、自己PR作成・自己PRの添削を行ってくれます。

他にも就活のことであれば、たいていのシステムがそろっていて、具体的には以下の機能があります。

しかも2024年現在は無料かつ会員登録不要。もうこれを利用すればいいじゃん。と思っています。

精度もChatGPTを使うのと差がないので、ぜひ活用してみてください。

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まとめ

この記事では、ChatGPTを活用した自己ＰＲの書き方について紹介してきました。

こんな使い方があるんだ、これを使ってみようというプロンプトがありましたら幸いです。

ChatGPTはうまく活用することが出来れば、就職活動だけではなく日々の業務の効率化や日常生活にも役立てることが出来ます。

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